今日はクリスマスイブ。あっという間に2016年もあと残り1週間となりました。駆け抜けるように過ぎた12月、みなさんも勉学にお仕事に忙しい月だったのではないかなと思います。さて、少し前に「デンマーク料理ってなに?」と題して、朝ごはん、昼ごはん、夜ごはん、デザートをご紹介してきました。(過去のブログは以下から!)

朝ごはん

昼ごはん

夜ごはん

デザート

今日はクリスマスイブということで、今回は特別編、デンマークのクリスマス料理をご紹介したいと思います。

北欧デンマークではクリスマスは一大イベントです。日本で言うお正月のようなもので、家族や親戚と集まってご飯を食べ、お酒を飲み、踊ったり、おしゃべりしたり。何度がご紹介していますがデンマーク人の国民性を表す言葉に「ヒュッゲ」があります。「ヒュッゲ」とは大切な人とゆっくり過ごす心地よい空間や時間のことを指し、家族や友人を大切にするデンマーク人は、何かある度にコーヒーを飲みながら何時間もおしゃべりします。

さて、家庭によって様々ですが、12月に入るとクリスマスデコレーションを家族みんなで行います。イヴの夜には家族や親戚で集まり、美味しい料理を食べて家族団らんの時間を過ごします。ご飯の後にはクリスマスツリーを囲うようにして全員で踊り、その後に全員でプレゼントをあけます。大人も子供も関係なく家族全員がプレゼントをもらいます。何かとつけてプレゼントを贈り合うのが大好きなデンマーク人。ウィッシュリストをしっかり作って自分が何が欲しいかを家族や親戚全員に知らせておきます。(気に入らなかったものやサイズ違いのものをもらった場合はレシートをもって後日返品・交換に行くのが当たり前みたいですよ。)そんなプレゼント大好きなデンマーク人にとってクリスマスは待ちに待った一大イベントなのです。

24日クリスマスイブには家族そろってディナーをとります。そんなデンマークのクリスマスディナーでよく食べられるものをご紹介します。

① 肉料理

(出典 Flickr)

(出典 Flickr)

メインはやっぱり肉です。家庭によって様々ですが、カモ、豚のいずれか、もしくは両方を食べます。カモはりんご、プラムを詰め込んでオーブンで焼き、豚は皮付きのロースを皮がパリパリになるまでオーブンで焼きます。どちらもこってりジューシーなグレイビーソースをかけて食べます。ニュージーランドには人よりも羊の数が多いと言いますが,デンマークでは人よりも豚の数が多いと言われており、豚肉はとてもポピュラーな肉です。皮付きの豚肉はなかなか日本では見かけませんが、デンマークでは普通に買うことができます。またカモや豚のほか七面鳥を食べる家庭も少ないですがあります。

② やっぱりじゃがいも

(出典 Flickr)

(出典 Flickr

デンマーク料理ってなに?シリーズで紹介してきましたが、伝統的なデンマーク料理といえば「肉とじゃがいも」です。じゃがいもが主食になるくらい、デンマーク人はじゃがいもを食べます。クリスマスも例外ではありません。普段はゆでたりするだけですが、クリスマスではたっぷりのバターと砂糖と一緒にカラメル状になるまで煮ていきます。とても甘く、健康に悪そうなくらい砂糖を使いますが、これもクリスマスだけだから、と許されてしまうほど。そこに赤キャベツをゆでたものを添えて、肉料理と一緒にプレートにのせれば、伝統的なデンマークのクリスマス料理の完成です。

③ ライスプディング

(出典Flickr)

(出典Flickr

甘く、脂たっぷりの肉料理とじゃがいも食べた後はデザートの時間です。お米をミルクと水で煮てお粥状にしたものを冷蔵庫で冷やし、生クリームと砕いたアーモンド混ぜ入れ、その上にベリーソースをかければライスプディングの完成です。ちょっと面白いのが、アーモンドを砕く際にひとつだけそのままの丸いアーモンドを残しておき、ライスプディングの中に隠れた丸いアーモンドを見つけた人には特別なプレゼントが当たるというゲーム。大人も子供も関係なくゲームに参加し、家族団らんの時間を過ごします。

クリスマスは家族と食べて語って飲んで語ってまた食べるイベント。普段は健康を気にするデンマーク人でもクリスマスだけは特別、甘くてこってりなクリスマスディナーをみんなで楽しみます。お腹いっぱいを超えるまで食べまくるみたいですよ。クリスマスにデンマークに行くとほとんどのお店はお休みです。現地に知り合いがいないとなかなかデンマークの伝統的なクリスマスを体験するのは難しいかと思いますが、クリスマスに特別なディナーを作ってみたいなという方はぜひググってみて、作ってみてください。

2016年も大変お世話になりました。2017年も何卒よろしくお願いいたします。

メリークリスマス!よいお年を!

 

 

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